笑いの壺とはなにか?
何故そんなことを考えるようになったかというと、これからブログをはじめるのに
やっぱり面白いに越したことはないから。
笑える文書を書く作家と言えば、私の中ではゲッツ板谷さんです。 板谷さんの周囲には、ピントが大幅にずれた天才たちがいて、彼らの魅力を板谷さん独自の言葉で紹介するスタイルがたまらなく好きです。このユニークな視点が、私の「笑いのツボ」にハマります。
それでは私が過去に出会った天才について
高校生のときに、魚市場でバイトをしていた。
そこにいた金さんという、先輩がいた。
職安の紹介らしい。
体がでかくてのんびりとした感じの人、例えるなら絵を描かない山下きよし
この先輩は普段大人しく、いつもニコニコしているので社長はよく裸の大将といってバカにしていた。
ある日のことである。
車を洗車しろと言われたら、金さんが社長のクラウンをバケツで汲み上げた海水できれいに洗い流していた。
幸いにも社長が見ていなかったので、そのあと私が緑のホースでキレイキレイしておいた。
お昼には、お弁当の購入を頼んで社長が1万円を渡すと26個のり弁を買ってくる。先輩.....私と社長と事務の伯母さんしかいないんですけど。しかも伯母さん弁当持ってきているしwww
普段から金さんにつらく当たっていた社長はついに金さんの胸倉をつかみ、その勢いで思いっきりシャツがやぶけた、、、、、
そこから青い唐草模様が飛び出してきて、でも顔はニコニコしている。
社長は「すまない」というとその場を後にした。
金さんもその場を後にして、それから魚市場にくることはなかった。
先輩そういえば、いつも長袖だった。